海外プロ直伝:30万円のホイールより先にやるべき「8つのエアロ対策」

機材沼
トライアスロントレーニング中のライダー

はじめに:衝撃の優先順位リスト

前回の記事で、16時間完走ギリギリの私が「高いホイールが欲しい」と海外のトライアスロンコミュニティで相談したところ、まさかの「無料コーチング」を受けた話をしました。

その中で、経験豊富なトライアスリートが、「ホイールを買う前にやるべきことリスト」を優先順位順に教えてくれました。

その内容があまりに具体的で、かつ「お金をかけずに速くなる方法」の宝庫だったので、ここでシェアします。

結論から言うと、「ホイールの優先順位は最下位」でした。

トライアスロントレーニング中のライダー
トライアスロントレーニング中のロードバイク

プロトライアスリートが教える「速くなるための優先順位」

海外のトライアスロンコミュニティで共有されている、費用対効果の高い順のリストは以下の通りです。(上にあるほど、費用対効果が高い)

  1. エアロライディングポジション(腕の幅を狭める、頭を低くする)
  2. ウェアのフィット(シワのないジャージ/スキンスーツ)
  3. バイクフィット(上記1と2を可能にする土台)
  4. タイヤ(良いメーカー/モデルを選ぶ)
  5. エアロヘルメット
  6. タイヤ圧とタイヤ幅(適正圧にするだけで速くなる)
  7. チェーンルブ(ワックス化して抵抗を減らす)
  8. エアロソックス

…そして最後に、ホイール

なんと、ホイールは9番目。
「エアロソックス」よりも下だなんて信じられますか?
しかし、理屈を聞けば納得しかありません。

※ 海外のトライアスロンコミュニティで広く共有されている優先順位リストを要約

なぜ「バイクフィット」が最強の投資なのか?

海外のトライアスロンコミュニティでは、特に「プロのバイクフィット」の重要性が強調されていました。「ショップの店員やアプリベースの簡易診断ではなく、専門のフィッターに行くべきだ」という意見が多数見られました。

※ 海外のトライアスロンコミュニティで多く見られた意見を要約

また、「正しいフィットを受けるだけで、4時間のライド後もフレッシュに感じられるようになる。膝や股関節の痛みも消える」という経験談も多く共有されていました。

※ 海外のトライアスロンコミュニティで多く見られた意見を要約

海外のトライアスリートから、私の写真を見た上で「サドルが高すぎて、つま先が下を向いている」と指摘されました。

これだと骨盤が左右に揺れてしまい、パワーロスだけでなく不快感の原因にもなるとのこと。

まさに私の「40kmで疲れる」原因は、ホイールの重さではなく、このサドルの高さだったのかもしれません。

バイクフィットはどこで受けられる?

プロのバイクフィッティングは全国の専門店で受けられます。費用は2〜5万円程度。

  • Retül(リトゥール)認定店 – 3Dモーションキャプチャーを使った精密フィッティング
  • トライアスロン専門ショップ – アスロニア、ウェンディなど
  • スポーツバイクショップ – ワイズロード、Y’s Roadなど大手チェーン

30万円のホイールを買う前に、まず3万円でフィッティングを受けることを強くおすすめします。

1万円以下でできる「安価なスピードアップ」

さらに、ホイール(数十万円)を買わなくてもできる、具体的なアップグレード案も教えてもらいました。

1. タイヤとチューブ(約1.5万円)

高性能タイヤとTPUチューブに変えるだけで、ホイールを変える並の効果があります。

おすすめタイヤ:

  • Continental Grand Prix 5000(定番の高性能タイヤ)
  • Vittoria Corsa N.EXT(最新の低転がり抵抗)
  • Schwalbe Pro One(チューブレスでパンクに強い)

おすすめチューブ:

  • TPU(熱可塑性ポリウレタン)チューブ – 軽量で転がり抵抗が低い
  • Tubolito、Revoloop などのブランド

2. ウェアのフィット(約3万円)

シワのないタイトなジャージやスキンスーツは、空気抵抗を大幅に削減します。

エアロウェアの例
フィットしたサイクリングウェアの重要性

ジャージの「バタつき」は、思っている以上に大きな空気抵抗になります。体にぴったりフィットしたウェアに変えるだけで、数分のタイム短縮が見込めます。

3. タイヤ圧の最適化(無料)

体重やタイヤ幅に合わせた適正空気圧にするだけで、驚くほど速くなります。

目安:体重70kg、タイヤ幅25mm → フロント6.5bar、リア7.0bar程度

4. ウォーターボトルの配置(無料)

風を受けにくい場所にボトルを配置。ダウンチューブよりもサドル後方の方がエアロ効果が高い。

5. チェーンルブの見直し(約2,000円)

ワックスベースのルブに変えるだけで、駆動抵抗が減少。

  • Squirt Chain Lube
  • CeramicSpeed UFO Drip
  • Silca Super Secret Chain Lube

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まとめ:まずは「体」と「ポジション」に投資せよ

私は「機材(ホイール)」でお金を出して解決しようとしていましたが、世界のアスリートたちは「まずは自分自身の最適化」を徹底していました。

30万円のホイールを買う前に、

  • ✅ サドルを下げる(無料)
  • ✅ 腕を狭める(無料)
  • ✅ 良いタイヤとチューブに変える(約1.5万円)
  • ✅ プロのフィッティングを受ける(約3万円)

これだけで、ホイールを変える以上のタイム短縮と快適性が手に入りそうです。

まずは今週末、サドルを数ミリ下げて、タイヤの空気圧を見直すところから始めてみます。


? 次の記事を読む

じゃあホイールはどうする? 実は『中古のTTバイク』という裏技がありました。

30万円あれば、ホイール1本ではなく「バイク1台」が買える時代です。その戦略を次の記事で公開します。

? 【次の記事】30万円のホイールを買うなら、中古の「リムブレーキTTバイク」を買え!


【実践編】アドバイスを実行してみた

記事を書いた後、実際に指摘された「サドルの高さ」を調整してみました。

サドル高の測定と調整

メジャーでサドルポストの高さを計測
まずはメジャーで現在のサドル高を正確に測定

海外のトライアスリートから「サドルが高すぎて、つま先が下を向いている」と指摘されたため、まずは現在の高さを正確に測定しました。

サドルからペダルまでの距離を測定
サドルからペダルまでの距離も確認

シートポストの目盛りで記録

シートポストの目盛りで正確な位置を記録
シートポストの目盛りで調整前の位置を記録

重要なポイント: 調整前の位置を必ず記録しておくこと!もし調整後に違和感があった場合、元に戻せるようにしておくのが鉄則です。

エアロポジションの確認

調整後のエアロハンドルポジション
同時にハンドル位置とエアロバーの角度も確認

調整の結果(速報)

サドルを約5mm下げただけで、驚くほど変化がありました:

  • 骨盤の安定感が向上 – 左右の揺れが明らかに減った
  • ペダリングが滑らか – つま先が下を向かなくなり、力が伝わりやすい
  • 腰への負担が軽減 – 長時間乗っても疲れにくい感覚
  • ⚠️ 慣れが必要 – 最初は「低い」と感じるが、10分で慣れた

次は実際のロングライドで効果を検証します。結果は続編でレポートします!

? あなたも試してみよう!
高いホイールを買う前に、まずは無料でできる「サドル高調整」から始めてみてください。たった5mmの調整が、驚くほどの変化をもたらすかもしれません。


免責事項: 本記事は筆者の個人的な体験談です。海外のトライアスロンコミュニティでのやり取りは筆者の記憶と理解に基づいて要約されています。

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