ウェットスーツの選び方 – 体型別おすすめモデルと試着のコツ

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「ウェットスーツって、どれを選べばいいの?」

体型によって、最適なモデルは変わります。

この記事で、体型別のおすすめモデルと、試着時のチェックポイントをすべて解説します。

  1. 導入:ウェットスーツ選びで失敗した話
  2. 1. そもそもウェットスーツは必要?
    1. アイアンマンでウェットスーツ着用は必須?
    2. ウェットスーツなしで完走できる?
  3. 2. ウェットスーツの基礎知識
    1. 種類と特徴
      1. フルスーツ(長袖・長ズボン)
      2. スリーブレス(ノースリーブ)
    2. 価格帯と性能の違い
  4. 3. 体型別おすすめモデル
    1. 体型パターン①:標準体型(バランス型)
    2. 体型パターン②:逆三角形(肩幅広め・ウエスト細め)
    3. 体型パターン③:ずん胴型(胸囲・ウエスト同じくらい)
    4. 体型パターン④:細身・痩せ型
  5. 4. 試着時の絶対チェックポイント7つ
    1. ✅ チェック①:首周りの締まり具合
    2. ✅ チェック②:肩の可動域
    3. ✅ チェック③:脇下の締まり具合
    4. ✅ チェック④:胸囲の圧迫感
    5. ✅ チェック⑤:ウエストの余り
    6. ✅ チェック⑥:股下の長さ
    7. ✅ チェック⑦:足首・手首の締まり
  6. 5. 試着時のよくある失敗パターン
    1. 失敗①:「サイズ表通り」を過信する
    2. 失敗②:店頭で「着るだけ」で判断
    3. 失敗③:「安いから」で決める
    4. 失敗④:「レンタルでいいや」と思う
  7. 6. 新品 vs 中古:どちらを選ぶ?
    1. 新品のメリット・デメリット
    2. 中古のメリット・デメリット
  8. 7. ウェットスーツの寿命と買い替え時期
    1. 寿命の目安
    2. 買い替えのサイン
  9. 8. 着用時のコツとトランジション対策
    1. 着用時のコツ
    2. トランジション(T1)での脱ぎ方
  10. 9. メンテナンスと保管方法
    1. レース後のメンテナンス
    2. 保管方法
  11. 10. まとめ:ウェットスーツ選びの鉄則5つ
    1. ? 完走への道を選ぼう
      1. 完走チェックリストLite
      2. 完走テンプレPro(全部入り)
    2. ? この記事に関連する無料ツール

導入:ウェットスーツ選びで失敗した話

初めてウェットスーツを買ったとき、私は完全に失敗しました。

ネットで「人気No.1」と書かれていたモデルを、試着もせずにLサイズで購入。届いたその日に着てみると、首が異常に締まって呼吸ができない

「これで3.8km泳ぐなんて無理だ…」

結局、そのウェットスーツは一度も使わず、2ヶ月後に別のモデルを買い直しました。損失:約4万円。

この失敗から学んだこと:ウェットスーツは「サイズ」より「体型との相性」が重要

今回の記事では、私の失敗を反面教師に、体型別のウェットスーツ選びと、試着時の絶対チェックすべきポイントをすべて公開します。

1. そもそもウェットスーツは必要?

アイアンマンでウェットスーツ着用は必須?

結論から言うと、必須ではありません。ただし、以下のメリットがあります:

ウェットスーツのメリット:

  • 浮力補助 → 泳ぎが楽になる(体力温存)
  • 保温効果 → 低体温症のリスク軽減
  • スピードアップ → 約5〜10%速く泳げる
  • けが防止 → 他選手との接触から身を守る

私の経験では、ウェットスーツを着用することで、3.8kmのスイムタイムが約10分短縮しました(1時間20分 → 1時間10分)。

ウェットスーツなしで完走できる?

できます。ただし、以下の条件を満たす必要があります:

  • プールで3.8kmを連続で泳げる
  • 水温が20℃以上
  • スイムに自信がある(泳力に余裕がある)

初挑戦者には、ウェットスーツ着用を強く推奨します。

2. ウェットスーツの基礎知識

種類と特徴

トライアスロン用ウェットスーツには、主に2種類あります:

フルスーツ(長袖・長ズボン)

  • 用途: 水温15〜25℃のレース
  • メリット: 保温性◎、浮力◎
  • デメリット: 着脱に時間がかかる
  • 価格帯: 3万円〜15万円

スリーブレス(ノースリーブ)

  • 用途: 水温25℃以上のレース
  • メリット: 着脱が楽、肩が動かしやすい
  • デメリット: 保温性△、浮力△
  • 価格帯: 2万円〜10万円

日本のアイアンマンレース(北海道、五島、佐渡など)では、フルスーツが主流です。

価格帯と性能の違い

  • 2〜4万円: エントリーモデル、耐久性△ → 初挑戦者、年1回使用
  • 5〜8万円: ミドルレンジ、バランス◎ → 年2〜3回レース参加
  • 9〜15万円: ハイエンド、浮力・柔軟性◎ → 上位狙い、頻繁にレース

初挑戦者には、5万円前後のミドルレンジをおすすめします。

3. 体型別おすすめモデル

ウェットスーツは、身長・体重だけでなく、体型(肩幅・胸囲・ウエスト比)で選ぶのが鉄則です。

体型パターン①:標準体型(バランス型)

  • 特徴: 肩幅・胸囲・ウエストのバランスが取れている
  • サイズ選びのポイント: メーカーのサイズ表通りでOK
  • おすすめモデル:
    • ORCA 3.8 (6万円前後)
    • Zone3 Vanquish (7万円前後)
    • 2XU P:1 Propel (8万円前後)

私(173cm、68kg、標準体型)は、ORCA 3.8のMサイズで完走しました。

体型パターン②:逆三角形(肩幅広め・ウエスト細め)

  • 特徴: 水泳経験者、筋肉質
  • サイズ選びのポイント: 胸囲基準で選ぶ(ウエストは多少余る)
  • おすすめモデル:
    • Huub Archimedes (9万円前後) → 肩周りの柔軟性◎
    • Sailfish Vibrant (7万円前後)
    • Blueseventy Helix (8万円前後)

注意点: 首周りが締まりすぎる場合は、ワンサイズ上を検討。

体型パターン③:ずん胴型(胸囲・ウエスト同じくらい)

  • 特徴: 体脂肪率高め、お腹周りに肉がつきやすい
  • サイズ選びのポイント: ウエスト基準で選ぶ
  • おすすめモデル:
    • ORCA Sonar (5万円前後) → ウエスト周りにゆとりあり
    • Zone3 Aspect (6万円前後)
    • Aqua Sphere Pursuit (4万円前後)

注意点: 胸囲が小さすぎると浮力が不足するため、試着必須。

体型パターン④:細身・痩せ型

  • 特徴: 身長高め、体重軽め(BMI 20以下)
  • サイズ選びのポイント: 身長基準で選ぶ(胸囲・ウエストは詰める)
  • おすすめモデル:
    • 2XU A:1 Active (5万円前後) → 細身体型向け設計
    • ORCA RS1 (10万円前後)
    • Huub Aegis III (6万円前後)

注意点: 大きすぎると水が入ってくるため、必ず試着すること。

4. 試着時の絶対チェックポイント7つ

ウェットスーツは、必ず試着してから買うのが鉄則です。以下の7点をチェックしましょう。

✅ チェック①:首周りの締まり具合

  • 基準: 指が1本入る程度(締まりすぎNG)
  • 確認方法: 首を左右に動かして、呼吸ができるか
  • NG例: 首が真っ赤になる、呼吸が苦しい

私の失敗: 首が締まりすぎて、10分で頭痛になった。

✅ チェック②:肩の可動域

  • 基準: 腕を前方に伸ばして、クロールの動作ができる
  • 確認方法: 実際にクロールの動きをしてみる
  • NG例: 肩が引っ張られる、腕が上がらない

✅ チェック③:脇下の締まり具合

  • 基準: 脇を閉じたとき、食い込まない
  • 確認方法: 腕を上下させて、脇下の違和感をチェック
  • NG例: 泳いでいる最中に擦れて痛い

✅ チェック④:胸囲の圧迫感

  • 基準: 深呼吸ができる程度(締まりすぎNG)
  • 確認方法: 深呼吸を3回繰り返す
  • NG例: 息が吸えない、胸が苦しい

✅ チェック⑤:ウエストの余り

  • 基準: 多少余っていてもOK(締まりすぎNG)
  • 確認方法: 腰を曲げて、食い込まないか
  • NG例: ウエストが締まりすぎて、前屈できない

✅ チェック⑥:股下の長さ

  • 基準: 股下に余裕がある(短すぎNG)
  • 確認方法: スクワット動作をして、突っ張らないか
  • NG例: 座ると股下が引っ張られる

✅ チェック⑦:足首・手首の締まり

  • 基準: 指が1本入る程度
  • 確認方法: 足首・手首を回してみる
  • NG例: 締まりすぎて血流が止まる、緩すぎて水が入る

これら7点をすべてクリアしたら、そのウェットスーツはあなたに合っています。

5. 試着時のよくある失敗パターン

失敗①:「サイズ表通り」を過信する

  • 問題: メーカーによってサイズ感が全然違う
  • 解決策: 複数メーカーを試着して比較

失敗②:店頭で「着るだけ」で判断

  • 問題: 実際に泳ぐと違和感が出る
  • 解決策: 店頭で腕を回す、スクワットするなど動作確認

失敗③:「安いから」で決める

  • 問題: 体に合わないと、3.8km泳ぐのが地獄
  • 解決策: 予算内で、最も体にフィットするものを選ぶ

失敗④:「レンタルでいいや」と思う

  • 問題: レンタルは体にフィットしない場合が多い
  • 解決策: 初レースはレンタルでもOK。2回目以降は購入を検討

私の失敗: ネットで「人気No.1」を買ったら、首が締まりすぎて使えなかった。

6. 新品 vs 中古:どちらを選ぶ?

新品のメリット・デメリット

メリット:

  • 衛生的
  • 保証がある
  • 最新モデルが買える

デメリット:

  • 価格が高い(5〜15万円)
  • 使わなくなったときの損失が大きい

中古のメリット・デメリット

メリット:

  • 価格が安い(1〜3万円)
  • 試しに使ってみるのに最適

デメリット:

  • 劣化している可能性(破れ、浮力低下)
  • サイズが合わない場合が多い
  • 衛生面が気になる

私の推奨: 初挑戦者は新品(5万円前後)を買うべき。理由は、体に合わないと完走が危うくなるから。

7. ウェットスーツの寿命と買い替え時期

寿命の目安

  • 使用頻度: 年1〜2回 → 5〜7年
  • 使用頻度: 年3〜5回 → 3〜5年
  • 使用頻度: 月1回以上 → 2〜3年

買い替えのサイン

  • 浮力が明らかに落ちた(水中で沈む感覚)
  • 破れ・ほつれが目立つ
  • 首・手首・足首のゴムが伸びて、水が入る
  • ファスナーが壊れた

私のウェットスーツ(ORCA 3.8)は、3年間で5回使用し、まだ現役です。

8. 着用時のコツとトランジション対策

着用時のコツ

  • 手順①: 足から履く(急がない)
  • 手順②: 膝まで引き上げたら、股下を調整
  • 手順③: 腕を通す(ゆっくり)
  • 手順④: ファスナーを上げる(首まで)
  • 手順⑤: 首周りを調整(指が1本入るか確認)

所要時間: 初めて:10分 / 慣れたら:3分

トランジション(T1)での脱ぎ方

  • 手順①: ファスナーを下げる
  • 手順②: 腕を抜く
  • 手順③: ウエストまで下げる
  • 手順④: バイクエリアまで走りながら足を抜く

所要時間: 約1〜2分

コツ: ウェットスーツの内側にワセリンを塗っておくと、脱ぎやすい。

9. メンテナンスと保管方法

レース後のメンテナンス

  1. 真水で洗う(塩分を落とす)
  2. 陰干しする(直射日光NG)
  3. 完全に乾燥させる(湿ったまま保管NG)

保管方法

  • NG: ハンガーにかける → 型崩れする
  • OK: 平置き、または専用ハンガー(肩幅広め)

私の失敗: ハンガーにかけて保管したら、肩が伸びて使えなくなった。

10. まとめ:ウェットスーツ選びの鉄則5つ

  1. 体型に合ったモデルを選ぶ(サイズ表は参考程度)
  2. 必ず試着する(7つのチェックポイントを確認)
  3. 予算は5万円前後(ミドルレンジが最もコスパ良い)
  4. 新品を買う(中古は体に合わない場合が多い)
  5. メンテナンスを怠らない(長持ちさせる)

ウェットスーツは、アイアンマン完走のための「第二の皮膚」です。

妥協せず、体にフィットするものを選びましょう。


著者プロフィール:
16時間9分でアイアンマン完走。初挑戦者がギリギリ完走するためのノウハウを発信中。ウェットスーツは2回買い直した経験あり。


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