# 中古バイクの選び方 – 20万円以下で買える完走用ロードバイク
## 冒頭3行
「トライアスロン用のバイクって、100万円するんでしょ?」
いいえ、20万円以下の中古で十分です。
16時間9分で完走した私のバイクは、中古で18万円。この記事で、コスパ最強の選び方を教えます。
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## 記事本文
### 結論:中古で十分。新車は不要
アイアンマン初挑戦で「100万円のバイクが必要」と思っていませんか?
**断言します。中古で20万円以下のロードバイクで、完走できます。**
私が2019年にアイアンマン・ケアンズで16時間9分で完走したときのバイクは、中古で18万円で購入したGIANT TCR Advanced 2(2015年モデル)でした。
平均速度は約20km/hで、制限時間を余裕で突破。バイクの性能不足で困ったことは一度もありませんでした。
この記事では、**予算20万円以下で買える中古ロードバイクの選び方を、完走者の視点から徹底解説します。**
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### なぜ中古で十分なのか?
#### ① 初挑戦者に必要なのは「脚力」であって「機材」ではない
アイアンマンのバイクパートで最も重要なのは、**あなたの脚力**です。
– 新車100万円のエアロバイク:平均速度 +1〜2km/h(条件次第)
– 中古20万円のロードバイク:平均速度 ±0km/h(基準)
– 練習3ヶ月:平均速度 +3〜5km/h
**練習による速度向上 >>> 機材による速度向上**
初挑戦者が最優先すべきは、「練習時間の確保」です。100万円のバイクを買うより、20万円のバイクを買って、残りの80万円を練習時間(仕事を減らす、コーチをつける)に投資した方が、完走率は確実に上がります。
#### ② 180kmを走り切るには「乗りやすさ」が最重要
アイアンマンのバイクパートは180km。これは、フルマラソン後にさらに42km走ることを意味します。
この距離で重要なのは:
– **ポジションが合っているか**(痛くならないか)
– **安定して走れるか**(バランスが取りやすいか)
– **トラブルが少ないか**(機械的に信頼できるか)
高級なエアロバイクは、確かに空気抵抗が少ないですが、**初心者には乗りにくい**ことが多いです。
– エアロポジション(前傾姿勢)がキツイ
– ハンドルが遠い
– フレームが硬くて疲れやすい
一方、中古のエントリー〜ミドルグレードのロードバイクは:
– 比較的楽な姿勢で乗れる
– フレームがしなやかで疲れにくい
– 操作がシンプル
**結論:初挑戦者には、中古のロードバイクの方が向いています。**
#### ③ 転売しやすい
中古で買えば、レース後に売っても損失が少ないです。
– 新車100万円 → 2年後に売却 = 約50万円(50万円の損失)
– 中古20万円 → 2年後に売却 = 約12万円(8万円の損失)
**アイアンマンを続けるか分からない段階では、中古の方がリスクが低いです。**
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### 中古バイクの選び方:5つのチェックポイント
#### ① フレームサイズが合っているか?
**最重要ポイント。これを間違えると、180km走れません。**
フレームサイズの目安:
| 身長 | フレームサイズ |
|——|—————|
| 155〜165cm | XXS〜XS(470〜500mm) |
| 165〜175cm | S〜M(500〜540mm) |
| 175〜185cm | M〜L(540〜560mm) |
| 185cm〜 | L〜XL(560mm〜) |
**注意:メーカーによってサイズ表記が異なります。**
必ず試乗してから購入してください。試乗時のチェックポイント:
– ハンドルに手が楽に届くか?
– サドルに座って、つま先が地面につくか?
– 前傾姿勢が苦しくないか?
– 1時間乗っても痛くならないか?
#### ② フレーム素材:カーボン一択
中古で20万円以下の場合、選択肢は以下の通り:
– **カーボンフレーム**(2010年以降のモデル)← おすすめ
– アルミフレーム(軽量モデル)← 予算10万円以下ならOK
**理由:180kmを走るなら、振動吸収性が高いカーボンの方が圧倒的に楽です。**
アルミフレームは硬くて疲れやすいため、長距離には不向きです。
#### ③ コンポーネント:Shimano 105以上
コンポーネント(変速機やブレーキのセット)は、以下のグレードがあります:
– **Shimano Dura-Ace(デュラエース)**:最高級(新品40万円〜)
– **Shimano Ultegra(アルテグラ)**:高級(新品25万円〜)
– **Shimano 105(イチマルゴ)**:ミドル(新品15万円〜)← **おすすめ**
– Shimano Tiagra(ティアグラ):エントリー(新品10万円〜)
**初挑戦者には、Shimano 105以上をおすすめします。**
理由:
– 変速がスムーズ
– 耐久性が高い
– メンテナンスしやすい
Tiagraでも完走できますが、変速の精度がやや劣るため、ストレスを感じることがあります。
#### ④ ホイール:純正で問題なし
中古バイクを買うとき、「ホイールを交換しないとダメなのか?」と悩む人が多いですが、**純正ホイールで十分です。**
ホイール交換による速度向上は、せいぜい平均速度+0.5〜1km/h程度。初挑戦者には、ほとんど影響しません。
**ホイールにお金をかけるなら、タイヤを良いものに交換しましょう。**
タイヤ交換(1.5万円)の方が、ホイール交換(30万円)よりもコスパが高いです。
おすすめタイヤ:
– Continental Grand Prix 5000(グランプリ5000):約7,000円/本
– Michelin Power Competition(パワーコンペティション):約6,500円/本
#### ⑤ 過去のメンテナンス履歴
中古バイクを買うとき、必ず確認すべきこと:
– **事故歴がないか?**(フレームに亀裂がないか?)
– **定期的にメンテナンスされていたか?**(チェーンやブレーキの消耗品が交換されているか?)
– **走行距離は?**(5,000km以下が理想。1万km以上は要注意)
購入前に、必ず自転車ショップで点検してもらいましょう。(点検費用:3,000〜5,000円)
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### おすすめの中古バイクモデル(20万円以下)
#### ① GIANT TCR Advanced 2(2015〜2018年モデル)
– **価格帯:15〜20万円**
– **フレーム:カーボン**
– **コンポーネント:Shimano 105**
– **特徴:軽量・乗りやすい・初心者向け**
私が実際に使用したモデル。非常にバランスが良く、初挑戦者に最適です。
#### ② SPECIALIZED ALLEZ Sprint(アルミフレーム)
– **価格帯:10〜15万円**
– **フレーム:アルミ(高剛性)**
– **コンポーネント:Shimano 105**
– **特徴:予算重視の人におすすめ**
アルミフレームですが、軽量で走りやすいモデル。予算10万円台で探すなら最有力候補。
#### ③ TREK Emonda SL 5(2016〜2019年モデル)
– **価格帯:18〜22万円**
– **フレーム:カーボン**
– **コンポーネント:Shimano 105**
– **特徴:軽量・登りが楽・アイアンマン向け**
ヒルクライムが得意なモデル。アイアンマン・ケアンズのような起伏の多いコースに最適。
#### ④ CANNONDALE CAAD12(2016〜2018年モデル)
– **価格帯:12〜18万円**
– **フレーム:アルミ(超軽量)**
– **コンポーネント:Shimano 105**
– **特徴:アルミ最高峰の軽さ**
「アルミでカーボンに勝つ」をコンセプトにしたモデル。予算15万円以下ならこれ。
#### ⑤ Bianchi Intenso(2015〜2018年モデル)
– **価格帯:15〜20万円**
– **フレーム:カーボン**
– **コンポーネント:Shimano 105〜Ultegra**
– **特徴:長距離向け・振動吸収性が高い**
エンデュランスロード(長距離向け)の定番。疲れにくさ重視の人におすすめ。
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### 中古バイクを買う場所:4つの選択肢
#### ① 専門店(中古自転車ショップ)
**おすすめ度:★★★★★**
メリット:
– プロが点検・整備済み
– 保証がつく(3ヶ月〜1年)
– 試乗できる
– 購入後のサポートあり
デメリット:
– 価格がやや高め(相場+1〜2万円)
おすすめショップ:
– **サイクリー(Cyclly)**:全国展開、品揃え豊富
– **ワイズロード**:中古車コーナーあり
– **Y’s Road(ワイズロード)**:中古バイク専門フロアあり
#### ② メルカリ・ヤフオク
**おすすめ度:★★★☆☆**
メリット:
– 価格が安い(相場-2〜3万円)
– 選択肢が多い
デメリット:
– 自分で点検・整備が必要
– 保証なし
– トラブルのリスクあり(傷・破損の見落とし)
**注意:購入前に、必ず自転車ショップで点検してもらうこと。**
#### ③ 知人から譲ってもらう
**おすすめ度:★★★★☆**
メリット:
– 安く買える(または無料)
– メンテナンス履歴が分かる
デメリット:
– サイズが合わない可能性あり
– 断りにくい
#### ④ 海外通販(Wiggle、Chain Reaction Cycles)
**おすすめ度:★★☆☆☆**
メリット:
– 新車が安く買える(日本より20〜30%安い)
デメリット:
– サイズ選びが難しい(試乗できない)
– 初期不良の対応が面倒
– 輸送中の破損リスク
初挑戦者には非推奨。経験者向けです。
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### 購入後にやるべきこと:3つのステップ
#### ① 自転車ショップで点検・調整(費用:5,000〜10,000円)
中古バイクを買ったら、必ず専門店で点検してもらいましょう。
チェック項目:
– フレームに亀裂がないか?
– ブレーキが正常に機能するか?
– チェーンの伸びはないか?
– タイヤに亀裂がないか?
– 変速機の調整
#### ② バイクフィッティング(自分でできる基本調整)
サドルの高さ、ハンドルの位置を調整しましょう。
**サドルの高さの目安:**
– かかとでペダルを踏んだとき、膝がまっすぐ伸びる高さ
**ハンドルの高さの目安:**
– サドルと同じ高さ(初心者)
– サドルより1〜2cm低い(中級者)
#### ③ 100km以上のロングライドで試す
購入後、必ず100km以上のロングライドをして、体に合っているか確認しましょう。
チェックポイント:
– 腰が痛くならないか?
– 手のひらが痺れないか?
– 首が痛くならないか?
痛みが出る場合は、サドルやハンドルの位置を微調整しましょう。
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### よくある質問(FAQ)
#### Q1. エアロバイクは必要?
A. **初挑戦者には不要です。**
エアロバイクは、空気抵抗を減らすことで速度向上を狙う設計ですが、初心者には以下のデメリットがあります:
– ポジションがキツイ(前傾姿勢が深い)
– 操作が難しい(バランスが取りにくい)
– 価格が高い(50万円〜)
完走が目標なら、ロードバイクで十分です。
#### Q2. TTバイク(タイムトライアルバイク)は?
A. **初挑戦者には非推奨。**
TTバイクは、アイアンマンのために設計されたバイクですが、初心者には以下の理由で向いていません:
– 乗りにくい(操作が難しい)
– メンテナンスが複雑
– 価格が高い(60万円〜)
2回目以降の挑戦で、サブ12時間(12時間切り)を目指すなら検討しても良いですが、初挑戦では不要です。
#### Q3. フレームサイズを間違えたらどうなる?
A. **180kmを完走できない可能性が高いです。**
– サイズが小さい → 窮屈で腰が痛くなる
– サイズが大きい → ハンドルが遠くて肩が痛くなる
必ず試乗してから購入してください。
#### Q4. 予算10万円以下でも買える?
A. **買えますが、妥協が必要です。**
10万円以下の場合、以下のモデルを検討:
– アルミフレームのロードバイク(Shimano Tiagra)
– カーボンフレームの古いモデル(2010年以前)
ただし、メンテナンスコストがかかる可能性があるため、予算15万円以上を推奨します。
#### Q5. 新車と中古、どっちがいい?
A. **初挑戦者には中古をおすすめします。**
理由:
– 転売時の損失が少ない
– 予算を練習や他の機材に回せる
– 初挑戦で「続けるかどうか」分からない
2回目以降の挑戦で、サブ12時間を目指すなら新車を検討しましょう。
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### まとめ:中古バイクで完走できる
**「100万円のバイクがないと完走できない」は、嘘です。**
私は18万円の中古バイクで、16時間9分で完走しました。
初挑戦者に必要なのは、**高級なバイクではなく、自分に合ったバイクです。**
この記事で紹介した5つのチェックポイントを守れば、20万円以下でも十分に完走できるバイクを見つけられます。
1. **フレームサイズが合っているか?**
2. **フレーム素材はカーボンか?**
3. **コンポーネントはShimano 105以上か?**
4. **ホイールは純正でOK**
5. **メンテナンス履歴は確認したか?**
**あなたの挑戦を、コスパ最強のバイクで応援します。**
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### 次に読むべき記事
– [**エアロポジションの作り方 – バイクフィッティングなしでできる調整法**](#)
– [**タイヤの選び方 – ホイールより先に変えるべき理由**](#)
– [**初挑戦で詰むトップ10 – アイアンマン完走を阻む本当の壁**](#)
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### この記事を書いた人
**ironman-tech 運営者**
– 2019年 アイアンマン・ケアンズ 完走(16時間9分)
– 使用バイク:GIANT TCR Advanced 2(中古18万円)
– 平均速度:約20km/h
「予算がなくても、アイアンマンは完走できる」を証明するために、この記事を書きました。
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**最終更新日:2025年2月9日**
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