シューズの選び方 – ランニングシューズ vs トライアスロンシューズ

Triathlon training image 機材沼

「トライアスロン用のシューズって、必要なの?」

ランニングシューズでも完走できます。でも、専用シューズの方が有利です。

この記事で、シューズ選びの基準をすべて解説します。

  1. 想定読者
  2. 結論:ランニングシューズでも完走できるが、専用シューズには理由がある
  3. ランニングシューズ vs トライアスロンシューズ:何が違う?
    1. 1. トランジション(T2)での脱ぎ履きスピード
    2. 2. 濡れた足でも履きやすい
    3. 3. 通気性とドレイン(排水穴)
    4. 4. 重量
    5. 5. クッション性
  4. どちらを選ぶべき?(あなたの状況別ガイド)
    1. ケース1:初挑戦で、予算を抑えたい
    2. ケース2:完走タイムがギリギリ(16〜17時間)
    3. ケース3:2回目以降の挑戦、タイム短縮を狙う
    4. ケース4:足が痛くなりやすい、怪我が心配
  5. 私が実際に使ったシューズ(16時間9分完走)
    1. 初挑戦時(16時間9分完走)
    2. 2回目(検討中)
  6. シューズ選びの5つのポイント
    1. 1. 必ず試着すること
    2. 2. 普段のサイズより0.5〜1cm大きめを選ぶ
    3. 3. レース前に100km以上走り込むこと
    4. 4. 靴下はどうする?
    5. 5. 予備シューズは不要
  7. おすすめシューズ一覧(価格帯別)
    1. エントリーモデル(10,000〜15,000円)
      1. Asics GT-2000
      2. Zoot Solana
    2. ミドルモデル(15,000〜20,000円)
      1. Zoot Ultra Race 5.0
      2. Saucony Kinvara
      3. Hoka Clifton
    3. ハイエンドモデル(20,000円以上)
      1. Nike Zoom Vaporfly
  8. よくある質問(FAQ)
    1. Q1: ランニングシューズとトライアスロンシューズ、結局どっちがいいの?
    2. Q2: 靴下は履くべき?
    3. Q3: レース用シューズは、練習でも使うべき?
    4. Q4: トライアスロンシューズは、普段のランニングでも使える?
    5. Q5: 雨の日のレースでは、どっちが有利?
    6. ? 完走への道を選ぼう
      1. 完走チェックリストLite
      2. 完走テンプレPro(全部入り)
  9. まとめ:シューズ選びで迷ったら、これだけ覚えておけばOK
    1. 初挑戦者向け:ランニングシューズでOK
    2. 2回目以降・タイム短縮を狙う人向け:トライアスロンシューズ
    3. 共通の注意点
    4. ? この記事に関連する無料ツール

想定読者

この記事は、こんな方に向けて書いています:

✅ 初めてトライアスロンに挑戦する人
✅ 「シューズ選び」で悩んでいる人
✅ ランニングシューズとトライアスロンシューズの違いが分からない人
✅ コスパ良くシューズを選びたい人
✅ 完走を目標にしている人

結論:ランニングシューズでも完走できるが、専用シューズには理由がある

先に結論を言います。

ランニングシューズでもアイアンマンは完走できます。

私も初挑戦時は普段のランニングシューズ(Asics GT-2000)で完走しました。

ただし、トライアスロン専用シューズには明確なメリットがあり、2回目以降は専用シューズに切り替える人が多いのも事実です。

この記事では:

  • ランニングシューズとトライアスロンシューズの違い
  • どちらを選ぶべきか(あなたの状況別)
  • おすすめモデルと選び方
  • シューズ以外に準備すべきもの

をすべて解説します。

ランニングシューズ vs トライアスロンシューズ:何が違う?

1. トランジション(T2)での脱ぎ履きスピード

最大の違いはこれです。

トライアスロンシューズは、靴紐がなく、ベルクロやゴム紐で固定するため、T2(バイク→ラン)で素早く履けます。

【履く時間の比較】

  • ランニングシューズ(靴紐):30〜60秒
  • トライアスロンシューズ(ベルクロ):10〜20秒
  • トライアスロンシューズ(ゴム紐):5〜10秒

30秒の差は大きい?

制限時間ギリギリの人には大きいです。
余裕がある人には誤差です。

2. 濡れた足でも履きやすい

バイク180kmを終えた後、足は汗でびしょびしょです。
(ウェットスーツを脱いだ直後なので、特に濡れています)

トライアスロンシューズは、内側がスムーズな素材で、濡れた足でも滑り込みやすい設計になっています。

ランニングシューズは靴下を履くことが前提なので、濡れた素足だと摩擦が大きく、履きづらいです。

3. 通気性とドレイン(排水穴)

トライアスロンシューズには、ドレイン(排水穴)が付いているモデルが多く、水が中に溜まりません。

ランニングシューズは密閉性が高いため、汗や水が溜まりやすく、重くなります。

4. 重量

トライアスロンシューズは軽量モデルが多いです。

【重量比較(27cm片足)】

  • Nike Zoom Fly (ランニングシューズ):約240g
  • Asics GT-2000 (ランニングシューズ):約300g
  • Zoot Ultra Race (トライアスロンシューズ):約210g
  • Saucony Fastwitch (トライアスロンシューズ):約180g

42.195kmを走ると、100gの違いでも足の疲労が変わります。

5. クッション性

ランニングシューズの方が、クッション性が高いモデルが多いです。

トライアスロンシューズは軽量化を優先しているため、クッションが薄めです。

アイアンマンのランパートでは、クッション性も重要です。
(180kmのバイク後に42kmを走るため、足へのダメージが大きい)

この点では、ランニングシューズの方が有利です。

どちらを選ぶべき?(あなたの状況別ガイド)

ケース1:初挑戦で、予算を抑えたい

→ ランニングシューズでOK

理由:

  • 既に持っているランニングシューズがあれば、追加出費ゼロ
  • 完走を目標とするなら、T2での30秒は誤差の範囲
  • クッション性が高い方が、ランパート後半が楽

おすすめモデル:

  • Asics GT-2000(安定性◎、クッション◎)
  • Nike Pegasus(万能型、初心者向け)
  • Hoka Clifton(最高のクッション、疲労軽減)

ケース2:完走タイムがギリギリ(16〜17時間)

→ トライアスロンシューズを検討

理由:

  • T2での時間短縮が貴重
  • 軽量化で、ランパート後半の疲労を軽減
  • 濡れた足でもスムーズに履ける

おすすめモデル:

  • Zoot Ultra Race(コスパ◎、初心者向け)
  • Saucony Fastwitch(軽量、レース向け)
  • ON Cloudflash(クッション◎、軽量◎)

ケース3:2回目以降の挑戦、タイム短縮を狙う

→ トライアスロンシューズ一択

理由:

  • T2での時間短縮
  • 軽量化でペース向上
  • 専用設計のメリットを最大化

おすすめモデル:

  • Zoot Ultra Race 5.0(最新モデル、軽量)
  • Saucony Kinvara(バランス型、万能)
  • Nike Zoom Vaporfly(最速、上級者向け)

ケース4:足が痛くなりやすい、怪我が心配

→ ランニングシューズ(クッション重視)

理由:

  • アイアンマンのランパートは過酷(180kmバイク後の42km)
  • クッション性が高い方が、足へのダメージを軽減
  • タイムよりも、完走を優先

おすすめモデル:

  • Hoka Clifton(最高のクッション)
  • Asics Kayano(安定性◎、サポート◎)
  • Brooks Ghost(クッション◎、万能型)

私が実際に使ったシューズ(16時間9分完走)

初挑戦時(16時間9分完走)

Asics GT-2000 9

  • 価格:約12,000円
  • 重量:約300g(片足27cm)
  • タイプ:ランニングシューズ(安定性重視)

選んだ理由:

  • 普段のトレーニングで使っていたシューズ
  • 足に馴染んでいて、安心感があった
  • クッション性が高く、ランパート後半でも足が痛くならなかった

結果:

  • ランパート完走タイム:5時間42分(平均8:05/km)
  • T2での履く時間:約40秒(靴紐を結ぶのに時間がかかった)
  • 足のトラブル:なし

反省点:

  • T2で靴紐を結ぶのに手間取った(濡れた手で結びにくい)
  • 30kmを過ぎたあたりで、シューズ内に汗が溜まって重く感じた

2回目(検討中)

次のレースでは、Zoot Ultra Race 5.0を試す予定です。

理由:

  • T2での時間短縮(ゴム紐で10秒以内に履ける)
  • 軽量化でペース向上を狙う(約100g軽い)
  • ドレイン付きで、汗が溜まらない

ただし、クッション性が落ちるので、練習で試してから決めるつもりです。

シューズ選びの5つのポイント

1. 必ず試着すること

ネットで買うのは危険です。

理由:

  • メーカーによってサイズ感が違う(Asicsは小さめ、Nikeは大きめ)
  • 足の形によって、合う・合わないがある
  • 42km走った後の足の腫れを考慮する必要がある

試着時のチェックポイント:

  • つま先に1cm程度の余裕があるか
  • かかとがしっかりホールドされているか
  • 横幅がきつくないか(指が自由に動くか)

2. 普段のサイズより0.5〜1cm大きめを選ぶ

アイアンマンのランパートでは、足が腫れます。

私の例:

  • 普段のサイズ:26.5cm
  • アイアンマン用シューズ:27.0cm

0.5cm大きめにしたことで、ランパート後半でも足が痛くなりませんでした。

3. レース前に100km以上走り込むこと

新品のシューズでレースに出るのは絶対NG!

理由:

  • シューズが足に馴染んでいないと、マメができる
  • レース中にマメができると、地獄です(経験者談)

最低限の走り込み:

  • 練習で100km以上走る
  • 長距離走(20km以上)を3回以上
  • レース1週間前には、もう新しいシューズは履かない

4. 靴下はどうする?

トライアスロンでは、靴下を履かない人が多いです。

理由:

  • T2での時間短縮(靴下を履く時間が不要)
  • 濡れた足に靴下を履くのは難しい

ただし、靴下を履いた方がマメができにくいのも事実です。

私の場合:

  • 初挑戦時:靴下なし(T2で時間短縮)
  • 結果:マメができた(30km地点で痛みが出た)
  • 次回:薄手の5本指ソックスを試す予定

おすすめ靴下:

  • Tabio レーシングラン 5本指(薄手、速乾性◎)
  • FEETURES! Elite Max(クッション性◎、マメ予防)

5. 予備シューズは不要

「レース中にシューズが壊れたらどうしよう…」

心配無用です。シューズが壊れることはまずありません。

予備を持っていくべきもの:

  • 靴紐の予備(ランニングシューズの場合)
  • ゴム紐の予備(トライアスロンシューズの場合)

シューズ本体の予備は不要です。(荷物が増えるだけ)

おすすめシューズ一覧(価格帯別)

エントリーモデル(10,000〜15,000円)

Asics GT-2000

  • 価格: 約12,000円
  • タイプ: ランニングシューズ(安定性重視)
  • おすすめ度: ★★★★★
  • こんな人向け: 初挑戦者、クッション重視、予算を抑えたい人

Zoot Solana

  • 価格: 約13,000円
  • タイプ: トライアスロンシューズ(エントリー)
  • おすすめ度: ★★★★☆
  • こんな人向け: 初めてのトライアスロンシューズ、コスパ重視

ミドルモデル(15,000〜20,000円)

Zoot Ultra Race 5.0

  • 価格: 約17,000円
  • タイプ: トライアスロンシューズ(レース向け)
  • おすすめ度: ★★★★★
  • こんな人向け: 2回目以降、タイム短縮を狙う人、バランス型

Saucony Kinvara

  • 価格: 約16,000円
  • タイプ: ランニングシューズ(軽量、万能)
  • おすすめ度: ★★★★☆
  • こんな人向け: 軽量化したいが、クッションも欲しい人

Hoka Clifton

  • 価格: 約18,000円
  • タイプ: ランニングシューズ(クッション最強)
  • おすすめ度: ★★★★★
  • こんな人向け: 足が痛くなりやすい人、完走優先、クッション重視

ハイエンドモデル(20,000円以上)

Nike Zoom Vaporfly

  • 価格: 約25,000円
  • タイプ: ランニングシューズ(レース最速)
  • おすすめ度: ★★★☆☆
  • こんな人向け: 上級者、サブ12時間を狙う人

注意:
Vaporflyは軽量・反発性に優れていますが、クッション性が低く、アイアンマンのランパートには不向きという意見もあります。

普段のフルマラソンでは最速でも、180kmバイク後の疲労した足には厳しいかもしれません。

よくある質問(FAQ)

Q1: ランニングシューズとトライアスロンシューズ、結局どっちがいいの?

A: 初挑戦者で予算を抑えたいなら、ランニングシューズ。2回目以降でタイム短縮を狙うなら、トライアスロンシューズ

Q2: 靴下は履くべき?

A: 履かない人が多いです(T2での時間短縮のため)。ただし、マメができやすい人は薄手の5本指ソックスを検討してください。

Q3: レース用シューズは、練習でも使うべき?

A: はい。最低100km以上走り込んで、足に馴染ませてください。新品でレースに出るのは絶対NGです。

Q4: トライアスロンシューズは、普段のランニングでも使える?

A: 使えますが、クッション性が低いので、長距離には向きません。レース専用と割り切った方がいいです。

Q5: 雨の日のレースでは、どっちが有利?

A: トライアスロンシューズ(ドレイン付き)が有利です。ランニングシューズは水が溜まって重くなります。


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まとめ:シューズ選びで迷ったら、これだけ覚えておけばOK

初挑戦者向け:ランニングシューズでOK

  • おすすめ: Asics GT-2000、Hoka Clifton
  • 理由: クッション性が高く、足へのダメージを軽減
  • 注意: 普段のサイズより0.5cm大きめ、100km以上走り込む

2回目以降・タイム短縮を狙う人向け:トライアスロンシューズ

  • おすすめ: Zoot Ultra Race 5.0、Saucony Kinvara
  • 理由: T2での時間短縮、軽量化でペース向上
  • 注意: クッション性が低いので、練習で試してから決める

共通の注意点

  1. 必ず試着すること(ネットで買わない)
  2. 普段のサイズより0.5〜1cm大きめ(足の腫れを考慮)
  3. レース前に100km以上走り込む(足に馴染ませる)
  4. 靴下は任意(履かない人が多いが、マメ予防には有効)

完走への道は、正しいシューズ選びから始まります。

あなたのゴールを、心から応援しています!

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