冒頭(問題提起)
「どんな練習をすればいいの?」「週に何回走ればいいの?」「スイム・バイク・ランのバランスは?」
アイアンマン初挑戦者の不安No.1は、「何から始めればいいか分からない」ことです。
16時間9分で完走した私が、3ヶ月で完走レベルに到達する練習計画を、すべて公開します。
【読者ターゲット】
- ✅ アイアンマン初挑戦を決意した人
- ✅ 「練習計画」が立てられない人
- ✅ 効率的にトレーニングしたい人
- ✅ 仕事と両立しながら完走を目指す人
なぜ「計画なし」では完走できないのか?
アイアンマンは「やみくもに走る」では完走できない
多くの初挑戦者が犯す最大の失敗は、「とりあえず走る」ことです。
- ❌ 毎日走る → オーバートレーニング
- ❌ 週末だけ練習 → 負荷が足りない
- ❌ スイムだけ頑張る → バイク・ランが壊滅
- ❌ ラスト1ヶ月で追い込む → 故障して終わり
完走するには、「逆算式の計画」が必須です。
完走に必要な「最低ライン」
アイアンマン完走に必要な最低限の能力:
| 種目 | 最低ライン | 理想ライン |
|---|---|---|
| スイム | 連続3.8km泳げる | 100m/3分ペース |
| バイク | 180km走破できる | 平均20km/h |
| ラン | フルマラソン完走経験 | 5時間30分以内 |
これを3ヶ月で達成するには、週10〜12時間の練習が必要です。
3ヶ月で完走レベルに到達する「逆算式」練習計画
基本方針:3つのフェーズに分ける
| フェーズ | 期間 | 目的 | 練習内容 |
|---|---|---|---|
| フェーズ1:基礎作り | 1〜4週目 | 持久力の土台を作る | 低強度・長時間 |
| フェーズ2:強度アップ | 5〜8週目 | ペース向上 | インターバル・テンポ走 |
| フェーズ3:レース直前 | 9〜12週目 | 実戦シミュレーション | ロング練習・テーパリング |
週間スケジュールのテンプレート
平日サラリーマン向け:週10時間プラン
| 曜日 | 練習内容 | 時間 | 強度 |
|---|---|---|---|
| 月曜 | スイム(持久力) | 1時間 | 低 |
| 火曜 | バイク(インターバル) | 1時間 | 高 |
| 水曜 | ラン(ペース走) | 1時間 | 中 |
| 木曜 | スイム(テクニック) | 1時間 | 低 |
| 金曜 | 休養 | – | – |
| 土曜 | バイク(ロング) | 3〜4時間 | 低〜中 |
| 日曜 | ラン(ロング) | 2〜3時間 | 低 |
合計:10〜12時間/週
フェーズ1:基礎作り(1〜4週目)
目標
- スイム:連続1,000m泳げるようになる
- バイク:連続2時間(40〜50km)走れるようになる
- ラン:連続90分(12〜15km)走れるようになる
週間メニュー例
1週目
- 月: スイム 500m×2セット(休憩3分)
- 火: バイク 40分(平坦)
- 水: ラン 30分(ゆっくり)
- 木: スイム 300m×3セット(休憩2分)
- 金: 休養
- 土: バイク 1時間30分(平坦)
- 日: ラン 60分(ゆっくり)
2週目
- 月: スイム 600m×2セット(休憩3分)
- 火: バイク 50分(軽いアップダウン)
- 水: ラン 40分(ゆっくり)
- 木: スイム 400m×3セット(休憩2分)
- 金: 休養
- 土: バイク 2時間(平坦〜軽いアップダウン)
- 日: ラン 70分(ゆっくり)
3〜4週目: 徐々に距離を伸ばす(週5〜10%増)
このフェーズのポイント
- ✅ スピードは求めない → まずは距離を伸ばす
- ✅ 怪我をしない → 無理せず、痛みが出たら休む
- ✅ 週1日は必ず休養 → 回復も練習のうち
フェーズ2:強度アップ(5〜8週目)
目標
- スイム:連続2,000m泳げる+ペース向上
- バイク:連続3時間(60〜70km)+インターバル
- ラン:連続2時間(18〜20km)+ペース走
週間メニュー例
5週目
- 月: スイム 1,000m(ペース練習:100m/2分50秒)
- 火: バイク 1時間(インターバル:5分全力×4本)
- 水: ラン 50分(テンポ走:5分30秒/km)
- 木: スイム 1,500m(持久力重視)
- 金: 休養
- 土: バイク 3時間(60〜70km、アップダウンあり)
- 日: ラン 2時間(18〜20km、ゆっくり)
6〜8週目: 強度を維持しながら、週末のロング練習を伸ばす
このフェーズのポイント
- ✅ インターバル練習を導入 → ペース向上
- ✅ 週末のロング練習を重視 → 持久力強化
- ✅ 補給の練習を始める → ジェル・バー・ドリンクを試す
フェーズ3:レース直前(9〜12週目)
目標
- スイム:連続3,000m泳げる
- バイク:連続4〜5時間(100〜120km)走れる
- ラン:フルマラソン走破できる
週間メニュー例
9週目
- 月: スイム 2,000m(レースペース)
- 火: バイク 1時間(インターバル)
- 水: ラン 1時間(ペース走)
- 木: スイム 2,500m(持久力)
- 金: 休養
- 土: バイク 4時間(100km、補給練習あり)
- 日: ラン 2時間30分(25km、ゆっくり)
10週目: 週末にミニトライアスロン(スイム2km→バイク60km→ラン15km)
11週目(最終強化週)
- 週末にロングライド(120〜150km)
- 日曜にロングラン(30km)
12週目(テーパリング週)
- 練習量を50%に減らす
- 疲労を抜いて、レースに備える
- 軽い練習のみ(スイム30分、バイク1時間、ラン30分)
このフェーズのポイント
- ✅ レース直前2週間は練習量を減らす → テーパリング
- ✅ 補給・機材の最終確認 → レース当日と同じ条件で練習
- ✅ 怪我をしない → 無理は禁物
練習計画の「落とし穴」と対処法
落とし穴①:計画通りにできないと焦る
対処法:
- 計画は「理想」、実際は「8割達成できればOK」
- 仕事・家族の都合で休んでも気にしない
- 「今週できなかった分、来週頑張る」はNG → 怪我の元
落とし穴②:週末に詰め込みすぎる
対処法:
- 土曜:バイク(長時間)
- 日曜:ラン(長時間)
- 土日連続で長時間練習はOK → アイアンマンは連続種目
落とし穴③:スイムを軽視する
対処法:
- スイムは「週2回」必須
- 「バイク・ランだけでいい」は危険 → OWSで溺れる
落とし穴④:レース1週間前まで追い込む
対処法:
- レース2週間前から練習量を減らす
- 最後の1週間は「何もしない勇気」が重要
【実例】私の3ヶ月練習計画
私のスペック(練習開始時)
- スイム: 25m泳ぐのに1分かかる
- バイク: ロードバイク初心者(週末サイクリング程度)
- ラン: フルマラソン5時間30分
私の練習時間
- 平日: 1時間×4日 = 4時間
- 週末: 3時間(土)+ 2時間(日)= 5時間
- 合計: 週9〜10時間
結果
- スイム: 2時間18分(制限時間内)
- バイク: 8時間52分(制限時間内)
- ラン: 6時間59分(制限時間ギリギリ)
- 総合: 16時間9分で完走
「週10時間」の練習で、ギリギリ完走できました。
練習計画を立てる際の「3つの鉄則」
鉄則①:「逆算式」で計画を立てる
- ❌ 「今日は何をしようかな?」→ 行き当たりばったり
- ✅ 「レース3ヶ月前の今、何をすべきか?」→ 逆算式
鉄則②:「休養」も計画に入れる
- 週1日は必ず休養
- レース2週間前はテーパリング
- 疲労が抜けなければ、練習を減らす
鉄則③:「補給・機材」も練習する
- 練習中にジェル・バー・ドリンクを試す
- 本番と同じ機材で練習する
- トランジション練習も忘れずに
? 完走への道を選ぼう
あなたに合った準備ツールを選んでください
まとめ:3ヶ月で完走レベルに到達できる
アイアンマン完走は、「才能」ではなく「計画」です。
3つのフェーズを守れば、3ヶ月で完走レベルに到達できます:
- フェーズ1(1〜4週目): 基礎作り → 距離を伸ばす
- フェーズ2(5〜8週目): 強度アップ → ペース向上
- フェーズ3(9〜12週目): レース直前 → 実戦シミュレーション
週10〜12時間の練習で、完走できます。
完走への道は、ここから始まります。


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